2日目の研修先は、愛知県新城市にある

 大森木材さんのプレカット工場です。
 昨日見学した機械メーカーさんの機械が実際に稼動している工場です。

 事務所棟でご挨拶をして、責任者の方に工場を案内していただきました。

 女性の方が加工用木材を機械に投入しておられ、男性が多い職場の中で
 雰囲気が和らいでいい光景です。
 作業用エプロンがよく似合い、とても頑張っておられました。

 しかし、大きな木材は何と言っても男の仕事です。

 このマシンは多機能加工の機械で、ロボットアーム(黄色の部分)が色々な
 刃物を自分で勝手に選んで掴み、斜めにカットしたり、丸くしたり、穴をあけたり
 コンピューターで指示された仕事を正確に加工する、疲れを知らないロボット
 です。

 こうして色々な加工された木材パーツを1棟分ごとにまとめられ、出番の日まで
 待つことになります。

 この工場では、加工能力が月産1万坪だそうです。
 都会の新築一戸建てが30坪だとすると、約300棟くらいの供給が可能です。
 広い場内は、ごみひとつ落ちていない整理・整頓された工場でした。

 次に向かったのは、三重県多気郡多気町。
 高速道路が工事のため渋滞し、三時間以上かかり到着しました。

 ここは、昨年竣工したばかりの西村木材店さんの多気工場。
 国産の木材ばかりを製材する最新鋭の工場で、世界レベルの設備が導入された
 日本を代表するモデル工場です。

 この方が会長さんで、社長である息子さんと共にこの工場を立ち上げられました。
 約28億円以上の設備投資だそうで、とてつもない工場でした。

 敷地面積6万3千平方メートル。ピントきませんが、都会の一戸建ての団地だと
 道路を付けても、軽く300軒以上建つ面積です。

 会長さんの後に続き、ゾロゾロ見学させていただきました。

 中部圏域の広範囲の山から、大型車で丸太が大量に直接工場に運ばれ、
 木を出される山主さんに安定した価格で買い付けされ
 安定的に供給してもらえる仕組みが出来ているようで
 これらを高速・高精度で製材し、乾燥する体制を確立されたようです。

 丸太から製材された角材を乾燥装置に入れ、水分を除きます。

 この最新鋭の工場では、われわれの業界用語で言う、月産5,000立方辰
 製材品が現在生産されているようです。

 一般的にわかりやすく言うと、木造住宅の柱、長さ3メートルの12センチ角の
 角材が、一ヶ月フルに稼動して、一日約3,800本出来ることになります。

 事務所棟の横にあった石碑に

 「 すべての
     木材加工の原点は
          製材加工に有り 」
                      と記されていました。

 会長さんの熱い情熱が感じられたインパクトのある研修二日目でした。


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