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 こんにちは、「木のギャラリーキムラ」です。

昨日、松江市のI様邸へ、地(鳥取県産)の肥松を使って作られた座卓を納品させて頂きました。


肥松こえまつというのは、黒松の中でも特にヤニ分の多いものを指します。

粘り強く強靭で、耐水性・防虫性にもすぐれ、梁などの構造材や廊下板などに使われてきました。

ヤニ分のせいか、薄く削った肥松に光を透すと赤く輝き、美しくも艶かしい雰囲気を醸し出してくれま

す。



素晴らしい木目です。

全国的な松くい虫の被害の為、地の松の木材が枯渇しております。

サイズはW1400XD845XH333mm

とても希少性が高いので、将来的には家の宝になる事間違いなし。

色もさらに肥えて(赤黒く深みを増す)ゆきます。



これを作られた職人さんも、材料が手に入らなくなったのと、後継者がいないとい事で

廃業されました。

日本の高度な木工技術が、こうしてどんどん失われて行くことを悲しく思います。




I様のお宅には素晴らしい日本庭園がありました。



大きな石。。。幅は2メートル、高さは1.5メートル、奥行きも1.5メートル位

あります。




こちらは、高さ3メートル位はあったでしょうか。。。

圧巻です。

綺麗に手入れがされていましたよ。




I様、ありがとうございました。








コメント
この座卓は、金子銘木工芸さんの作品でしょうか? そちらで見たものととてもよく似ています。また、昨年8月に納品された肥松飾り棚も、金子銘木工芸さんの作品のように感じます。
  • by 肥松
  • 2013/08/26 9:31 AM
メールありがとうございます。
座卓も飾り棚も金子銘木工芸さんの作品ではありません。
鳥取の松を使って、島根県横田町で作って頂いているものです。よろしくお願いいたします。
  • by ヒロシ
  • 2013/08/26 6:29 PM
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