って良く聞かれます。
これは千切り(チギリ)と云います。
また、その形から、蝶々(チョウチョウ)とも云われます。
我々の家具は、自然の木を材料としていますので、
「割れ」や「穴」、「節」などが必ずと言っていいほど有ります。
しかし、使用する上では、これ以上「割れ」が広がらないよう、
更に「節」が抜けたりしないような工夫が必要となります。
そのために、「千切り」を埋め込んでやります。
これで木の動きを完全に止めてやるのです。
*「工房うえだ」の伝統工芸士上田さんの、千切りを埋め込む作業です。
最近では、デザインの一つとして、わざと「千切り」を入れて下さいと
言われるお客様も増えました。
確かに無垢材の証であり、良いアクセントにもなりますからね。
同色でも良し、
色を変えても良し・・・
お好みでどうぞ。
わざと割ってくれと云われたり。。。
でも、趣がありますよね。
世界で一つだけの、あなたの「オリジナル」の家具の誕生です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
いよいよ【決算だんだん祭】9/7(土)・8(日)も近づいて来ました。
「工房うえだ」の伝統工芸士、上田さんもいらっしゃいます。
どんな相談にも乗りますよ。(あっ、家具についてのみですよ。。。)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ありがとうございます。
こんにちは、「木のギャラリーキムラ」です。
今朝、出雲市斐川町のU様から緊急TELがありました。
「栗のテーブルに着いたシミが取れません。取って下さい!」
何でもコーヒー豆を入れていた缶を置いていたらシミになって
拭いても拭いても取れない・・・との事。
出動!!
化学反応でも起こったのでしょうか?
サンドペーパーで木目に沿って摺ってゆきます。
今、半分くらい。
仕上げは240番手のペーパーで、キレイに、シミの部分に集中させず、
全体に広げるように摺ってゆきます。
もう、シミは無くなりました。
あとは、ドイツ製の植物性のオイルをしっかりと浸み込ませてやります。
シミがあった場所は、全くわからなくなりました。
摺った部分は多少白くなりますが、また「焼けて」きてわからなくなりますよ。
U様、気になさらずにガンガン使い込んで下さい。
その方が【味】になりますから。。。
ありがとうございました。
このテーブルは、無垢の天板が2枚贅沢にも使用されています。
その間に鉄の脚を挟んでいます。それで「サンドウィッチテーブル」。。。
デザインはあの有名な「小泉 誠」。
鉄の脚の部分のすき間(30mm)が生まれますので、雑誌や新聞、リモコンや
ランチョンマットなどを収納出来ます。
真ん中には木が入れてありますので、モノが中に入り込んで「取れなくなっちゃった〜。」
と云う心配はありません。
また、この鉄脚は、錆のような風合いを出す塗装がしてあります。
斬新ですよ。
天板もあえて「節入り」を使っているので、この錆びた感じの鉄脚との相性も抜群。
カッコイイです。
W1500XD866XH700mm(他2サイズ)
ウォールナット X ブラックチェリー ¥190,000
レッドオーク X ホワイトアッシュ ¥176,000
9月7日、8日の【キムラ決算だんだん祭】にお目見えします。
どうぞよろしくお願いします。
こんにちは、「木のギャラリーキムラ」です。
若葉家具さんの新作あれこれ。
まずは、「kitoki」のhiraitaシリーズのエクステンションテーブル。
(エクステンションテーブルとは、必要に応じてテーブル面を長くすることが可能な
構造を持つテーブルの事です。)
造りは単純です。上の天板をグーと引くとW1600mmからW2930mmへ伸びます。
角度を付ける事も可能ですよ。
ウォールナットとブラックチェリーの色の対比も面白いと思いますよ。
デザインはHiroshi Seki。
W1600~2930XD800XH647/700mm
ウォールナット X ブラックチェリー ¥298,200
レッドオーク X ホワイトアッシュ ¥264,600
上の天板の下には、コロが付いてますので力は要りませんし、
ストッパーも付いてますので落下の心配もありません。女性でもラクラクですよ。
ありがとうございました。
5日(月)、打ち合わせのため、広島県尾道市府中(日本の3大家具生産地)の
「工房うえだ」さんにお邪魔しました。
「工房うえだ」さんには、当店のタモ、ナラのオーダー家具全般の製作を
引き受けて頂いています。
職人さん2人だけの小さな工房ですが、しっかりした「考え方」と「技術」をお持ちなので
信頼も厚く(クレームらしいクレームは1度もありません)、
とても大切なパートナーです。
代表の上田さんは、日本伝統木芸士。
美術年鑑にも名前が載っています。
家具に対する上田さんの考え方とこだわりは、家具を作って頂いたお客様へお渡しする
「お礼状」に込められています。
紹介します。
************************************
私は、現在の生活の中で「忘れてしまったもの」を大切にしてゆきたいと
常々考えております。私の製作する家具は、決して最新技術を使った家具では
ありません。個人で製作しているため、最小限の木工用機械と私の技術のみで
製作しております。それゆえに、仕上がりは全て違い、そして全ての家具に
個性を持たしてやる事を心がけています。木製家具の個性は、家具の材料に
使われる木材の風合いや質感、そして製作者の感性と技術で形成されると考えています。
私の造る家具に、均一化されていない良さと、樹の質感を最大限に引き出した良さを
感じて頂き、私たちの生活の中の忘れられてしまった、そして、思い出して頂きたい
何かを感じて頂けたら幸いに思います。
************************************
当時、カップボードを製作中。
「完成したら写メしてね〜。」と云っていたら昨日届きました。
W1500XD400XH1600mm
ロー&ワイドなフォルム。
普通のカップボードはW900~1200mm、H1700~1900位なので
新鮮に感じました。
背が低いので、部屋に置いても圧迫感が無いでしょうね。
取っ手のデザインもシンプルでイイですね。
上田さん、冷房なしでの工房の作業・・・
熱中症にならないようご自愛ください。